ログハウスの塗替え

ログハウスの塗替えの依頼をいただきました、お見積り時での診断結果は日焼け、カビによる黒ずみと藻の発生、悪条件下部位の腐食です、お客様の要望で明るい色にしたいとのことでキシラデコール販売会社の大阪ガスケミカルに問い合わせた所塗替えの場合、前塗料の定着や劣化などで、本来の着色が難しい為、既存の色より濃いめを選んで下さいとの事でしたので、華麗にスルーして漂白、手洗い洗浄することにしました(笑)。実際、黒ずみの強烈な部分は吸い込みもあって手作業の研磨ごときではキシラデコールは殆ど着色出来ません、ちょっと大変ですが職人の意地です。

ログハウスの塗替え2

写真は漂白洗浄後の状態です、使用した薬品はミヤキのノーベルと言う木材専用の漂白剤ですが、ログハウス全部を漂白するにはとてもハードワークでちょっとしたコツがありますが、それは企業秘密としておきます(笑)今回一人で全部洗ったので何度か心が折れそうになりましたが何とかキレイに漂白してくれました。

 

 

ログハウスの塗替え3

漂白を進める傍ら、キシラデコールのカラーを決めていただくため、大阪ガスケミカルよりサンプルを取り寄せました、その前に木材の状態がベストの時に塗装するために、含水率計を使って水分がどのくらい含まれているか、乾燥したか等をチェックします、日本での平均含水率は15%なのでそれ以上の時に塗装しない様、進めていきます。

ログハウスの塗替え4

さて、お客様にカラーを決めて頂く為、漂白洗浄した部分に実際に塗装してみました、上からチーク、ピニー、オリーブです、他にもサンプルはあったのですが今回はこの3色から選ぶ事になりました、キレイに漂白できたのでピーリング効果もあったようで、塗料の乗りも良く思った以上に着色しました、お客様と打ち合わせの結果、真ん中のピニー色に決定しましたので材料を仕入れます、材木も程よく吸い込む時期なので妥協は禁物です、たっぷり吸い込ませたいと思います、ちなみにピニーと言う色の名称の由来は欧州アカマツ、マツ科 Pinus 属の常緑針葉樹。赤褐色で安定性の良い材、となっています、使用されている木材が松ですのでベストマッチですね。仕上がりが楽しみです。

ログハウスの塗替え5

1回目のキシラデコールの塗装を終えました、たっぷりと吸わせたのですが着色がまだイマイチです、やはり吸い込みが激しいので最低2回塗りは必須条件となります、それでもサンドペーパーのみで塗装するのとでは雲泥の差があるほど発色はしていますが。キシラデコール塗装と並行して屋根の塗装も進めていますがそれは別ページでご覧下さい。

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2回目のキシラデコール塗装を終えました、塗料を塗るとはじいて乗らない位吸い込ませたので3回の塗装は不要と判断しました、3回の塗装は材料費も人件費も掛かるためお客様の負担にもなるためキッチリした施工はお客様の為にもなります。2回目の塗装でMAXまで発色しました、かなり赤みがつきましたがどうでしょう?ピニー色は節と木目が映えるので、ログハウスなんかは意匠感のあるカッコいい仕上がりになります。木部の塗装と並行して付帯鉄部の塗装や腐食部分の工事も進めています。

ログハウスの塗替え7

キシラデコール2回の塗装と屋根、その他の工事が終わった為、足場を撤去しました、お客様も寺井さんのおかげで明るくなったと喜んでいただきました、いかがでしょうか?もし塗替え前より濃い色で塗っていたら、暗~くなってしまってお客様のご要望に応えられなかったとおもいます、次はオリーブなんかもいいと思います、なお階段は腐食していたのでサービスで取り換え、最後に塗装してあげました。